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2月に都内ご自宅でスッと息をお引取りになったという石原氏は、情報によると死去の4ヶ月ほど前に大病の再発で入院して、それ以後も著書を書き続けて12月に傑作的な1作品を仕上げたとのこと。
しかも驚いたことに、自らその作品を「遺作」と言いつつも手を休めずにその直前まで新たに執筆なさっていたそうです。
そんなバイタリティを有する元東京都知事で作家であった石原慎太郎氏は政治家の亀井静香氏をして現代最高の知性人と言わしめたほどであり、たとえ体は病気でボロボロであっても頭は現役バリバリの作家として創作力が残っていたことでしょう。
そのようにして残した遺作は、お亡くなりになった後も関係なく価値が目減りすることなく残り続けます。
たままた書店で立ち読みして気に入って買った人がたとえ石原氏のことをまったく知らないで買ったとしても、読んで気に入れば関係なく没頭したり感動したりすることでしょう。
尊敬に値する人が残したものの価値が生死と関係ないのは、アナログな文字だけに限りません。
デジタル時代の今はリアルな形で考えや思いなどを残すことができます。
たとえば声のコンテンツにしても、人間の声は皆さんご存知のように周波数の集まりであり、今はスマホや手軽なプレーヤー等でもきれいに再生できます。
声を出した人の口から出る何かの物質を聞き手側が受け取っているわけではなく、空気による共通の振動を聞き手側が耳で物理的に感じています。
であればプレーヤー等を通して耳で聴いても、本人の前で聞いていることとそう大きくは変わらないといえます。
ですのでたとえあの世に行ってしまわれても、その人の思考は生かし続けることができます。
こちらからした新たな問いかけには答えてくださらないという違いはあっても、受け身側として聴く限りにおいてはその人の思考は生きていることとさして変わりません。
ただし、その人の思考やコンテンツが引き継がれるためには、その人の認知度や存在自体が忘れ去られないよう継続して伝えていくパイプ役の存在が欠かせません。
悲しいかなどんなに偉大でも、誰も何もしないとやっぱり徐々に忘れ去られてしまいます。
これはかなりもったいない。
私も尊敬する人について、その人に別の形で半永久的に生きてもらうお手伝いをします。
繰り返しになりますが、声は周波数ですから良い音質ならば近くで話してもらっているのとそれほど変わりません。
たとえその人が息を引き取ってしまい、肉体を離れてしまわれても、コンテンツや思考の価値が認知され続ける限りはこの世に生き続けていることとあまり変わりありません。
私も子供時代に一度は医師に憧れましたが、頭脳が追いつかないどころか、理科のカエルの解剖すらやりたくない私にはまったく不可能です。
ですのでそういう立場で亡くなりそうな人を助けることはできませんが、亡くなってしまった人の「遺産」だけを生かし続けることだったら出来る気がしています。
コロナ禍で罪も不摂生もない人までもが苦しむ昨今、私はまったく有能ではありませんが、自分が有する限られた能力だけでも感謝しながら貢献できること望んでおり、偉大な人の知の遺産を生かしてもらえるコンテンツが出来たら理想だなと思います。
一応読み直したりしたのですが💦、下手な長文ですいません。
よろしくお願いします。
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